こんな看護師さんは転職サイトで大学病院を探してみよう!
よりよいキャリアや労働環境を求めて転職する際、転職先の病院選びはとても大切ですよね。
看護師の方が、より広い選択肢から自分にあった最適な病院で働き始めることをお手伝いするのが、看護師のための転職サイトです。
病院には開設者別に大きく分けて、大学病院、国立病院、公的・社会保険関係法人の病院と民間の病院の、4つの種類があります。
これらの病院はそれぞれ特徴的な役割を持っています。
いざ、転職を考えたときに、たくさんの病院を視野に入れたいけれどそれぞれの病院の性格がわからなくて結局、今働いているところと大して変わらないところに落ち着いてしまった……
なんていうことを避けるために、何よりも情報収集が大切です。
特に民間の病院で働いている方は大学病院やその他の病院での仕事内容って想像しにくいですよね。
日々の看護師の仕事が忙しくて情報を集める余裕がない方にも満足のいく転職をしていただきたい!
そこで今回は、大学病院への転職を視野に入れて転職サイトを使おうとしている看護師さん向けに、大学病院で働くことに向いている看護師はどんな人かまとめてみました!
スキルアップを目指す人にぴったりの大学病院勤務
様々な面から大学病院には看護師としてのスキルやキャリアのアップを目指せる制度が整っています。
ですので、こんな人にぜひ転職サイトで大学病院の求人を探してみましょう。
最新の医療技術に触れたい人
民間の病院と比べて、大学病院では珍しい症例の患者の方が入院してきます。
そのため、大学病院には最新鋭の医療技術が整っており、手術の助手をする看護師はそういった技術に触れ合う機会を得ることができます。
新しい手術手法を実際にみて、吸収したいと思う看護師の方にとっては毎日がきっととても充実したものになるはずです。
こういった機会は民間の病院に勤務していると巡り会える機会はなかなかありません。
新しい知識をどんどん吸収したい人
大学病院では、医師や看護師の医療に関する知識量増加のために定期的に勉強会を開催しています。
学会や勉強会は土日に開かれることも多く、休日がまるまる費やされてしまうこともありますが、そういう場では最新の医療技術や症例についての知識を手にいれることができ、たいへん勉強になります。知識を吸収したい看護師の方に大学病院はおすすめなのです。
そのほかにも、大学病院では研修制度もしっかりと充実しているので、看護師としての教育をしっかりと受けたい方にはぴったりです。
看護師としての業務スキルを磨きたい人
民間の病院では通常の看護師の業務の他に介護系の業務など、こなさなければいけない仕事は多種多様でなかなか看護師の役目に集中することはできません。
しかし、大学病院では医師と看護師の分業がはっきりしており、看護師の方はバイタルチェックなどの本来の業務に専念することができます。
純粋に看護師としてのスキルを磨きたいと思っている方には最適の職場なんです。
大学病院は給与や福利厚生を重視する人にもおすすめ
いくら職場の雰囲気がよくなっても、お給料は今の半分以下、なんてことは困りますよね。
しかし、大学病院ではそんなことは心配ご無用です。
金銭面でもきっちり計画を立てたい人
これは特に長期間、大学病院で働くことを考えていらっしゃる看護師の方におすすめの情報なのですが、大学病院で働く看護師は、公務員ほどではないにせよ、比較的昇給制度が充実しているのです。
ボーナスや退職金などのその他の福利厚生もしっかり整備されているので、がっつり稼ぎたいと思っている看護師の方は必見の職場です。
育児休暇など長期の休暇を考えている人
これから子どもを産むことを考えていて、産んだ後に復帰を望んでいる看護師の方もきっといますよね。
そんな方にも大学病院はマッチしています。
育児休暇などの休暇制度もばっちりしていて、休暇が取りやすい上に復帰もしやすい環境です。
大学病院の性質を踏まえてあなたの看護師像と比べてみましょう
例えば、大学病院では治療法が確立していない難病を患った患者の方が入院されることも多く、救うことのできない命を目の前に無気力感を感じることもあります。
そんな時に大切なことは、その事実をしっかりと受け止めつつも自分一人で抱え込まないようにする気持ちをもつことです。もちろん民間の病院でも患者の方の最期に立ち会う機会はありますが、大学病院では特に多く、事実を受け止めつつしっかりと前を向ける、そんな性格の看護師の方が大学病院には向いています。
その他にも大学病院では夜勤などが入ることもある上に、オペの当日には準備などもしなければならず、体力的に厳しいときにも直面しますので、体力に自信がある方が向いていると言えるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
民間の病院とは違う面もたくさんある大学病院には向いている看護師の方も、向いていない看護師の方もきっといると思います。
転職を考えている看護師の方は向き不向きを考えつつ、色々な可能性を探ってみましょう!