看護師の年収

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看護師の年収のホントのホンネ!

看護師の年収の本音
看護師は高給取りで、何歳になっても職に困らない。 そのイメージが強くて看護師という仕事を選んだという人も少なくないのでは?
でも、 「看護師の仕事は、あの激務っぷりと比べると全然合わない、足りないくらいだ!」 という声もあちこちから聞こえてくるし…。 いったいどっちが本当なの?! と混乱中のあなたにお届けする、「先輩看護師のホントのホンネ!」

看護師の給料のホンネ!POINT1:金儲けのためだけに出来る仕事じゃない

看護師の仕事が激務だとは分かっていても、「大丈夫です!覚悟はしています!」と胸を張る看護学生さんって実に多いですよね。
「学校もすっごい忙しいし、実習の時に、その激務っぷりは肌で感じましたし、覚悟はしてます」 って言うけど
やはり見ているのと、自分一人でやらなきゃいけないのは別の話。
「厄介な患者さんも多いって聞いたけど、実習の時、そんな人滅多にいなかった」と思う学生さんも多いそうですが

そりゃそうですよ!

だって実際にやっているのは先輩ですもん。
手際がよくて、労わるべきポイントとさっさと済ませるべきポイントの区別もつく先輩がやっているから、患者さんも大人しくしているのです。
緊張感丸出しで不安を煽ってきて、しかも手際が悪くて時間もかかって、さらに痛い。
そんな新人にはついつい「何やってんだよ!いつもの人と変わってよ!」と声を荒げる患者さんも少なくないでしょう。

しかし、そんなのは序の口。
傍目から見て「激務だなぁ、大変だなぁ」と思っているものも、自分がやってみたら「激務」なんてモンじゃありません!
自分がやるとなると「殺務」です。
実習生時代には頼もしく見えた先輩たちも、実際に入って見れば、どんどん仕事を振って来る鬼のように見えることも…。

こんな状況下になってみると「あれ…?そんなに給料高くないんじゃない?」という想いが生まれてきます。

「お給料は我慢料」なんて言葉もありますが、看護師が味わう「我慢料」としてはお給料が割に合わないのかもしれません。

看護師は、お金のためだけに働くのは難しいと言えるかもしれません。
ですが、生涯賃金で考えた時にはどうでしょうか?
結婚、産休、育休の期間、一般社会においてはただの「ブランク」ではありません。
よっぽどのスキルか資格がないと、正社員での復帰は難しくなってよくて派遣社員、パートタイマーが普通といった状態。
しかも、子供が熱を出したといって休んだり遅刻したりしようものなら怒鳴られたり、
白い目で見られるようになって長続きさせたくても出来ないという人も本当に多いのです。

しかし、看護師なら職場復帰も一般職と比べて容易ですし、子供が熱出しても職場に連れて行けば良い話です。
託児所などが併設されているところも多いですので育児と両立しやすい職業でもありますね。
20~30代の時には周りの一般職の正社員の友達と比べて
「私の激務と比べたら楽そうなのに、給料そんなに変わらないなんて…」
と思われるかもしれませんが、30代後半~40代以上になった時にはその差は歴然と開いてきます
絶対に結婚したあとは専業主婦!っていうこだわりを持っている人でなく
出来れば長く働いていきたいと思っている方にはオススメです、看護師。

POINT2:昇給率は、実はあまりよくない?

看護師の給料があまりよくないというのは、何も「我慢料と比べて」ということだけじゃありません。
実は職業別・女性の平均年収でいうと、システムエンジニア(通称:SE)の方が高かかったり
薬剤師とほとんど一緒だったりするんです。
何でそんなことが起こるのか?
答えは「昇給率」にあります。
システムエンジニアは会社や扱っているジャンルによっては「IT土方」なんて揶揄されるぐらい
辛い・稼げない・黒い(ブラック企業という意味で)の「3K」が揃っていますが
稼げる会社にいて、稼げる技術を持っていれば、女性でも年収1千万クラスに届く人がチラホラいる業種でもあります。

明確な資格が少ない分
「積んで来た経験と、発揮できる技術で、金が稼げるならその分反映するよ」という「成果主義」な会社が多いのも一因ですね。
しかし看護師の場合は「昇給ルール」が超明瞭です。 正看で何年働いたらいくらアップ、准看だと何年ではこれまで、など。 持っている資格、勤続年数、役職でカッチリと額が定められています。 薬剤師さんはドラッグストアでも薬剤師常駐させているところも増え、従来の病院や薬局勤めより、一般企業での勤務をされる方も増えてきています。その結果、「薬剤師」という資格の価値が上がり、給与も高めになってきています。

POINT3:お嫁さんにしたい職業No.1?!

「白衣の天使」なんて言葉もある通り、やはり男性は「面倒見のいい女性」には弱いものです。 「結婚したくなる瞬間TOP3」には、「疲れて帰って来て、1人の時」「風邪引いた時」など「弱っている時」が殿堂入りレベルで入っています。 そんな時「看護師」という肩書は効果てきめん! スタイルや身長などと違って数値化できないだけに「面倒見がよくないと出来ない」と思わせる「看護師」という仕事は、やはり結婚したい女性の職業ランキング不動の位置をキープしています。 しかも不景気がいつ終わるのかも分からない、共働きがむしろ当たり前なこの日本において、「ブランクがあっても、転勤があっても、いつでもどこでも働ける」という「看護師」という資格は、色んな意味で心強いですよね。 あなたの収入をアテにしているわけではないですが、「一生俺が食わせてやる!」と思っていても社会がそれを許してくれない場合だってあると思いたくもなる世の中です。 そんな時に比較的社会復帰しやすい資格を持っている女性を心強く感じるのも仕方ないのかもしれませんね。 結婚相手に安心感を与えられるくらい稼げる女性の職業というのは、かなり限られていますし、 しかも下手したら旦那より年収が高くなってしまう可能性も少なくないですが、 「看護師」という専門性が高い職である、超がつくほどの激務であることが想像しやすい、という2点によって 「奥さんの方が俺より年収高いなんて…」と卑屈になられることも少ないそうです。 「より安心と安定がある家庭を築きやすい」という人生のボーナス付き。そう考えるとオイシイ仕事です。
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