常識を超えた動物たちの友情

自然界は 弱肉強食であるというのが私たち人間の認識です。
がしかし！中には何がどうなってそうなったのか、食べる食べられる同士だったはずの動物や決して関わることが無いと思われる動物同士が、その関係を飛び越えて仲良しになってしまう現象がたびたび目撃されています。
まるでディ●ニー映画でやっていそうな話ですが、驚いた事に現実で本当にあるのですから自然界は摩訶不思議です。
できるものなら一体何があったのか本人たちに直接問いただしたいものです。 ぜひ！ぜひデ●ズニーで映画化を！今回はそんな願望を抱かずにはいられなくなる、ドラマチックな動物達の不思議な仲良しエピソードをご紹介したいと思います。

トルコで一番大きな湖であるヴァン湖のほとりでは、なんと野性のキツネとネコの仲良しな組み合わせが目撃されています。
湖にはよく釣り人が訪れるので人間の前でも普通にじゃれあっているのだそう。

目撃談によるとこの2匹はいつも一緒に行動するくらい仲良しなのだそうです。

この現象の何がスゴイってキツネとネコがいつも同じ相手とつるんでいるという所ですよ。
通常キツネもネコも子育てをする時でも無い限り、群れることなく単独で行動する動物です。
キツネとネコが野性の状態で何をするにも他の動物と一緒に行動するなんて普通ではありえない事なんです。
単独で生きるキツネとネコが仲良しになって暮らしているなんて…… 一体何があった！？そんな人間たちの驚きをよそに2匹は今日もじゃれじゃれもふもふ……人間の常識なんてその程度のものなんだと教えてくれます。
単独行動が習性の動物同士が一緒にいるくらいなんだから、きっとよっぽどお互いのことを好いているんですねえ。

お次は若いオスのヒグマと若いメスのハイイロオオオカミの仲良しエピソード。この2匹もまた狩りで得た獲物をお互いに分け合って生きている仲良しな2匹なのだそうです。
フィンランド北部の荒野でとある一人のカメラマンによって目撃されたこの光景が、多くの人々に衝撃を与えたのは言うまでもありません。
写真を撮影していた10日間の間2匹を目撃していたカメラマンによると、このクマのオスとオオカミのメスははいつも行動を共にし、獲物を捕まえても餌を取り合う事なく、毎日互いに分け合っていたのだそうです。
しかもこの2匹が仲良しなのは餌を食べる時だけでは無く、午後8時～午前4時の活動時間のあいだ当たり前のようにずっと一緒にいるのだとか。
生きるための日々の日課をこなしながら、毎食のディナーはいつも一緒に済ませる…… これがリア充か……いやリア獣か！！
さらに驚くべきことに森にいる他のクマ達も、オオカミのことを受け入れ平和に暮らしていたらしいです。
クマとオオカミという美女と野獣の最強カップルなんて、 まさにロマンであるとしか言いようがありません。

自然界は食うか食われるかだけだと思っているのは私たち人間だけなのかもしれませんね。