結婚した時のお金の管理方法

これは昔から王道のやり方と言えるかもしれませんが、夫もしくは妻のどちらか一人がお金の管理をしていくというやり方ですね。基本的に一人が働いて、一人が主婦をやっている家庭に該当します。
この方法のメリットとしては、家計の収支を一括で管理していくことができるので、明確にお金の状況を把握することができます。

＊妻が管理する場合。
この場合は夫の給料を妻が管理し、必要経費と照らし合わせながら夫にお小遣いを渡すという、いわゆる「お小遣い制」をとるという形が主流です。
計算が得意な女性には良いやり方で、ご自身の計画でお金の管理をしていくことができます。しかしお小遣いだけにとどまらず、夫がクレジットカードなどを使ってしまっていて、想像を遥かに超える金額で出費が…。
なんてケースもよく見られるので、夫が使ったクレジットカードの明細などもしっかりと管理していく必要がありますね。
しっかりと夫にも意識をもってもらうことが重要なようです。

＊夫が管理する場合
夫が自分の給料などから、妻に必要経費とお小遣いを渡して生活してもらう、いわゆる「逆お小遣い制」というやつですね。自分より夫のほうが計算に関して得意な場合にはこのやり方はいいかもしれないですね。ただ、男性というのは趣味が耐えないもの。夫が知らず知らずのうちに余計な出費をしてしまっている場合があるので、任せているといえどしっかりと共有していくことが大切です。

このやり方のメリットは家計の金額を一括で管理していける部分と、どちらかがしっかりしていけば大きなトラブルに繋がることが防げるところです。ふたりとも働いている場合でも、どちらかの給料で生活していき、もう一人の給料を貯金してくなんて方法もできますよ！

このやり方は、お互い働いている場合にかなりオススメの方法です。
二人で共通の口座もしくはお財布を作り、そこに一定額を毎月収めていくという方法。残ったお金はお互いお小遣いに回すという形。その共通口座から必要経費を支払うようにすればお互いが納得して生活をしていくことができますよね。
もちろん二人の給料に差がある場合には、その差額分で収める金額の差をつけていけばいいと思いますし、イーブンな比率で払っていくことが大事です。
必要な経費はいくらかかるのかをしっかりと計算しておいて、少し多めにお互い支払うようにすれば同時に貯金をしていくことにもなるので、すごくやりやすい方法だと思います。
更にお互いいつもよりも多めの収入が入ったとしても、収めるのは一定額で済むので、多めに入った分はお小遣いに上乗せできちゃうなんてことも。
平等主義な二人にはかなりオススメの方法となっていますよ！
しかし、ある程度ルールを決めておくことも大事！生活費以外の、個人的に欲しい家具や家電などは必要経費？お小遣いから？なんて言い合いが起きてしまう可能性もあるので、二人の間でしっかりと線引をしておく必要がありますね。

二人で働いている場合に、もうひとつのやり方として存在しているのがお互いの担当を作ってそれぞれ収入の中から支払っていくという方法です。
例えば、家賃・光熱費などの毎月必ず決まってかかる費用を負担し、妻が食費や遊びに行くときのお金・二人のお小遣いなどを負担するという方法。
しっかりと役割分担をすることで、いちいち口座を作ったり、お金を渡したりする必要はなくなります。
ただし、気をつけておかなければならないのが、毎月の金額が上下してくるという点です。月によっては片方の負担がだいぶ多くなってしまう…。なんてこともあるかもしれないので、その辺はしっかりとお互いで理解しておく必要があります。それなりにどんぶり勘定な気持ちでいないと損した気分になってしまうかもしれません。他人の結婚式のご祝儀なんかでお金が厳しくなってしまった時などに、夫が援助してくれるような関係性なら良いかもしれませんね！

以上、３つのお金を管理する方法を紹介してきましたが、皆さんがどれがいいと思いましたか？
選ぶ際に大事なのはお互いの性格や関係性をしっかりと考えて選ぶこと。それがトラブルを避ける一番のコツだと思います。
二人でしっかりと話し合いながら、良い夫婦生活を送ってくださいね！！